2026.05.28コラム

食品ロスはなぜ生まれる?―メーカー・流通・家庭の3つの現場から

食品ロスはなぜ生まれる?―メーカー・流通・家庭の3つの現場から

「まだ食べられるのに捨てられてしまう食品」、いわゆる食品ロスは、日本で年間約464万トン発生しています(農林水産省・環境省 令和5年度推計)。これは国民一人あたり年間約37kg、毎日茶碗約1杯分を捨てている計算になります。

では、なぜこれほどの食品が捨てられてしまうのでしょうか。食品ロスは、大きく「メーカー・流通」「小売」「家庭」の3つの現場から生まれています。

1. メーカー・流通の現場

製造・流通の段階では、品質に問題がなくても商品が行き場を失うことがあります。

  • パッケージのリニューアルに伴う旧デザイン品
  • 印字ミスや外箱の傷みなどの規格外品
  • 需要予測のずれによる過剰在庫、季節商品の売れ残り

2. 小売の現場と「3分の1ルール」

小売の現場では、「3分の1ルール」と呼ばれる業界商慣習が食品ロスの一因と言われています。これは賞味期限までの期間を3等分し、最初の1/3を「納品期限」、次の1/3を「販売期限」とする慣行で、期限まで余裕があっても販売・納品ができずに返品・廃棄されるケースを生みます。

3. 家庭の現場

実は、日本の食品ロスのおよそ半分は家庭から出ています。「買いすぎ」「うっかり忘れ」「期限切れ」が主な原因です。買い物前の在庫チェック、先入れ先出しの収納、適切な保存など、家庭でもできる工夫があります。

ecoeatが結ぶ「ラストワンマイル」

ecoeatは、このうち主に「メーカー・流通」「小売」の現場で行き場を失った食品を引き取り、店舗で適正価格で販売することで、廃棄の手前の「ラストワンマイル」を担っています。そして、お客様がスーパーやコンビニと同じ感覚でecoeatを利用するだけで、家庭の食品ロス削減にもつながります。

食品ロスは、どこか一つの現場だけでは解決できません。メーカー・流通・小売・家庭がそれぞれの一歩を踏み出すことで、「もったいない」のない社会に近づいていきます。

採用情報

私たちと一緒に「もったいない」に挑む仲間を募集しています